2023年08月27日

Grand Circle

アメリカのバイクツーリングといえばArizona, Utahのグランドサークルを外すわけにはいきません。

シカゴから友達２人とLas Vegasに飛んでハーレーをレンタルして回りました。

着いた日はまずHooters HotelにチェックインしてCasinoを冷やかし。　　

翌日は朝ハーレーを借りて最初の目的地のZion National Parkに向かいました。

Zionの入口

次はBryce Canyon

ここで一泊してPageに向かいました。

Antelope Canyonは初めてでしたが感動ものでした。

次はMonument Valley

北上してForest Gump Point

さらに北上してGooseneck

泊まりはKayentaでNavajo Nationなのでお酒はなし。

次はGrand Canyon

KingmanからOatman

Las Vegasに戻って最終日は砂漠をバギーで爆走したり、射撃を経験したり、夜はCoyote Uglyで楽しみました。

早足だったけど充実した最高のツーリングになりました。

見どころ満載でまだまだ周り足りないけど、アメリカツーリングの醍醐味あふれる素晴らしいエリアでした。

2023年08月06日

Sturgis 2005

もうずいぶん前だけどSouth Dakotas州Sturgisで毎年8月初めに行われるBlack Hills Motor Classicに1998 Harley Davidson Night Trainで行ってきました

Sturgisに最初に行ったのは1993年で、この時は1987 Chevy Corvetteで一人で行ってどこのホテルもいっぱいで結局Nebraska州まで夜通し走ることになったものでした。

次は家族でYellowstoneに行く途中で寄りました。

そして2005年にFat Boy乗りのMaxと片道950マイルくらいを３泊で往復しました。

Chicago郊外からひたすらInterstate90を西に走って1日目はMitchell, South Dakotaまで。

Badlands National Park

SturgisはHarleyだらけ。

Buffajo Chipのキャンプ場にテントを張ってから、隣のWyoming州のDevils Towerまで行ってみることにしました。「未知との遭遇」の舞台になった場所です。

翌日はBlack Hillsをツーリング。

大統領の顔で有名なMt. Rushmore。

強行だったけど、アメリカでのかけがえのない思い出です。

2018年08月30日

ハーレー　105 周年

1903年、今住んでるイリノイ州の北隣りにあるウィスコンシン州ミルウォーキー市でハーレーダビッドソンは誕生しました。

2018年は105周年にあたります。
5年おきに、ミルウォーキーに世界中からハーレー乗りがまるで聖地に詣でるように集まってきます。

1998年の95周年のすぐ後にハーレーを手に入れてから100、105、110周年と現地に行き、早いもので4回目のお祭りです。
今年は日本からハーレー乗りが10名ほど参詣に来られて、案内がてらミルウォーキーまで行ってきました。

まずは空港近くのEagleriderというレンタルバイク屋さんで10台のハーレーを借り出します。
全米にあるレンタル屋さんで、とても気軽にハーレーが借りられます。

借りたばかりのバイクに慣れる間もなくハイウェイに。
途中まではToll Wayなので料金所があります。

地元民はIpassというETCを持っているので写真左奥の本線をスピードはそのままで通過しますが、日本からの皆さんはキャッシュレーンに並びます。

toll

Milwaukeeの町はハーレーだらけです

ディーラーもお祭り騒ぎ
House of Harley Milwaukee の前の道路はこんなかんじ

Harley Museum

Harley 本社

はやりのスタイル？

2017年09月28日

南西へ　　Day 8

今日はやっと、やっと晴れです。

もうあと300マイルくらいなので、のんびりルート66を走って帰ります。

St. Louis から Mississippi を渡って Illinois 州に入っていきます。

しばらく走った Mt. Olive という町からできる限り忠実にルート66を走っていきます。

最初の Mt. Olive の　Soulsby Service Station
Shell のスタンドです。

田舎道にもサインがあります。

北上すると Litchfield という町で、有名な Ariston Cafe があります。

近くにあるつぶれた Cafe もいいです。

この町もルート66で村おこし

次は Springfield 。　
ここの名物はCozy Dog

いわゆるアメリカンドッグの元祖らしいです。

お店の中はルート66 グッズであふれています。

この店の創業者の息子が有名な Bob Waldmire です。

ルート66　に生きた芸術家として名前を残しています。

Cozy Dog は、まぁそれなりのお味。

このあたりには本物の当時のままのルート66が残っています。

続いては Pontiac

ここには Route 66 Association Hall of Fame & Museum があります。

裏手には大きな壁画があって撮影場所になっています。

Bob の壁画もあります。

次に現れるのは Odell

きれいに復元された Standard Oil の Gas Station があります。

その近くにはさびれたのもあります。
こっちのほうが味があります。

横に置いてある車もカッコイイ。

このあたりの街並みが好き。

次が Dwight

そして Braidwood のPolk-A-Dot Drive In で Hot Dog

これほしい

最後の休憩は Wilmington のGemini Giant

ここまでくるともう自分のところという安心感があります。

5時半、無事帰宅しました。

全走行距離　　　　　3597.3 mile　　　　　　 5756 キロ

年々、もう体力的に無理なんじゃないかと不安がよぎり、無事に帰ってこれるか心配な面もありますが、終わってみると全然大丈夫、さぁ次はどこに行こうかと元気いっぱいになります。

アメリカはまだまだバイクで行ってみたいところがたくさんあるけど、アラスカやヨーロッパも行ってみたいし、頑張って身体を鍛えようと思います。

今回の旅はTexasの友達に久しぶりに会えたし、New Mexico の大自然も楽しめたので大満足でした。

毎回思うけど、Harley Davidson の Electra Glide Ultra Classic 。　この巨大なバイクがあってこそのロングツーリングです。
全くトラブルなしにどこにでも行ってくれる相棒に感謝です。

また来年も行けるように仕事も頑張ります。

2017年09月27日

南西へ　　Day 7

今日も一日中雨の予報。
ニュースは大雨に注意と言っています。

ただただ見にくい視界に目を凝らし走り続けるしかありません。

ウインドシールドでだいぶ助けられてはいるけど、ヘルメットのシールドにも雨粒がたたきつけられるので、拭う手袋もビショビショで役に立たず、見にくいのでシールドを上げることになり顔に当たる雨が痛い。

時にはトレーラートラックの巻き上げる水が霧のようになって前が見えなくなることもあり、肝を冷やす場面もかなりありました。

それでも、ちょっとルート66を通りました。

Oklahoma City の近くの Arcadia Round Barn

一時はつぶれかけていたのを再建したものです。
納屋ではなくてお土産屋やイベントホールみたいになっています。

雨の中一日中走って St. Louis まで戻ってきました。

モーテルの隣の Denny's で晩飯。

Pear Tree Inn
$80.39
504.2 mile

2017年09月26日

南西へ　　Day 6

今にも降りそうな中、285 を北上して、またしても Artesia を通過して Roswell に向かいました。

Roswell といえば、UFOが不時着してエイリアンが捕まえられたところとして有名です。
子供のころの「少年マガジン」に書いてあって、興奮して読んでいました。
マックもUFO

Roswell に着いて朝食をとっているとやはり雨が降り出し、ちょうどいいから雨宿りもかねて UFO Museum に入りました。

ほんとに真剣にまじめに事実として展示してあります。
信じましょう。

Shamrock, TX では3年前にも立ち寄ったお気に入りの場所に。

Cars のラモーンのペイントショップのモデル。

そしてやっと、Oklahoma City のモーテルに到着。
写真撮るのを忘れたのでネットから。

Americinn 　　　　　　　　　$81.37 　　　　　　　　 558.4 mile

2017年09月25日

南西へ　　Day 5

雷の音で目が覚めました。

早く出発したかったんですが、暗い雷雨の中じゃさすがに出られず、8時近くになってやっと小降りになったところで走り出しました。

雨雲はまだ空の大部分にありましたが、西のほうは青空も見えます。

走っていくとだんだんと山らしき中に入っていきます。
大平原を抜けたってことですか。

このあたりから Alamogordo あたりまでの山道は、ほんとうにサイコーでした！！

スポーツバイクの人には物足りないかもしれないけど、ハーレー乗りにはこれ以上ないライドでした。

きつくない高速コーナーの連続で、景色もヨーロッパのような森林地帯から、ロッキー特有の岩山まで、ずっと楽しませてくれました。
路面もきれいだし、車も少なく楽しめました。

そして　White Sands National Monument 到着です。

いわゆる白砂ではなく石膏の結晶だそうで、裸足で歩いても熱くありません。

一面の白い世界は異次元の世界に迷い込んだようです。
特に人が少なくて、見渡しても自分一人しかいなくて怖いくらいでした。

こんなSFのような世界には Airstream がほんとうによく似合います。
いつかこれで旅したいと思い続けて何十年。

ペットのうんちの処理はともかく、ガラガラ蛇を見つけたら取ってここに入れておけっていうこと？

White Sands からまた同じ道を通って昨日泊まった Artesia を経由、南下して Carlsbad Caverns National Park に向かいます。
この道は何度通ってもいいからうれしい。
カールスバッド洞窟群国立公園。

洞窟っていうと横に伸びてるイメージだけど、竪穴っていうかんじ。
つづら折れの道をどんどん降りていく。

入口の Daylight はすぐに届かなくなってライトに照らされた鍾乳石が見えてくる。

中の写真はありませんが、外に出てくると Bat Flight のショーが始まります。

洞窟から出てくる何百万というコウモリが最初クルクル回って遠くの川を目指して飛んでいきます。
コウモリを刺激しないように撮影は禁止。静かにじっとしているように言われます。

Ranger の話で面白かったのは、コウモリが逆さにぶら下がって寝ているのはとてもリラックスしていて力を抜いているんだということ。
コウモリは手をギュッと握っている状態が筋肉を使っていない時で、手を広げるのに筋肉を使うとそうで、だから摑まってぶら下がっているのは力を抜いている状態なので、そのまま死んだら何年もぶらさがったままなんだそうです。
初めて知った。

世界遺産です。

Carlsbad のモーテルまで戻るときには夕焼けがきれいでした。

今日のお宿はきのう予約したんですが、全然空いていなくてやっととれたのがここ。
ボッタクリです！
ひどい部屋。ひどいフロント。
ここには泊まらないように。

Carlsbad Inn 　　　　　$169.44 　　　　　　　 367.7 mile

2017年09月24日

南西へ　　Day 4

Dallasをゆっくりと出発して西に向かいます。

走り始めて3時間くらいしたころ、恐れていた雨が降ってきました。
もうロングツーリングは毎回雨にたたられるので慣れてはいますが、雨の中のハイウェイはやはり緊張するし、何にもまして楽しくありません。

ハイウェイ下に退避してレインウェアを着ます。

6時間くらい走って、今回の最東端 New Mexico 州に入ります。
このころには雨は止んでいました。

石油の油井ポンプを横に見ながらまっすぐな道をひた走ります。

今夜は石油採掘の基地の町　Artesia に泊まります。

Hampton Inn $100.74 461 mile

2017年09月23日

南西へ　　Day 3

3日目の朝はDallas と聞いていちばんに思い出す JFK 暗殺現場に行きました。

子供の時から何度となく見てきた、その瞬間の衝撃映像。
オープンカーに乗った大統領が狙撃されるという信じられない事件。

その現場と犯人が発砲した現場を見ました。

X 印が狙撃された地点です。

奥左側のビルの6階右端の窓から発砲しました。
その場所は博物館になっていて、開館と同時に何百人という人が訪れていました。
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、その窓のところはガラスで囲ってあって段ボール箱が積まれて当時を再現してあります。
他の窓から見ると、確かに車列の通ったところはよく見えますが、ここから狙撃するのはよほどの名手でないと当たらないだろうと思いました。デュークさんでもないと。

近くにある事件を伝えるレリーフ

急加速して現場を離れていった方向

念願かなってここにこれたのは感慨深いものでした。
博物館を見ても謎は深まるばかりで、やはり「何故」ばかりが思いうかびました。

そこからまた Plano に戻って、日本食料品店の中をみてまわりパン屋さんを見てきました。

日本と違って裸でパンをならべることはできません。
なぜ日本はOKなのか不思議です。
日本人はマナーがいいから誰も素手で触らないし、パンに唾がかかるようなことはしないということでしょうが、最近はどうなんですかね。

お腹がすいたので横にある「やよい軒」で定食を。
日本で何度も食べに行きました。

ご飯食べ放題ではなかったけど、こんな店シカゴにもほしいなぁ。

そこから大学の同級生の家に向かいました。

彼は以前シカゴにもいましたがテキサスもだいぶ長くなりました。
30人くらいしかいない学科でしたが、30人のうち3人がアメリカに永住してるってすごいことです。

彼の家はまるで豪邸で、迷子になるくらい広く、調度品から家具など素晴らしいものでした。

個人情報なので全体像を見せられないのが残念です。すごいです。

きょうはここにお泊りさせていただきました。

2017年09月22日

南西へ　　Day 2

Memphis といえば　Elvis Presley です。
というわけで Elvis の家とお墓のある　Graceland に行ってきました。

といっても、それほど同時代というわけではなく、私の知っているElvisは ”Elvis on Stage" の映画でで見たのが一番印象的で、若いころの映像や歌は知ってはいるという程度です。

でも、やはり Elvis は偉大なんだと思います。

ガイド付きのツアーで家の中も見せてくれるんだけど、先を急ぐ旅なので朝 7:30～8:30 の無料で庭まで入れる時間に行きました。
これを狙ってくる人も結構いました。

Graceland の入り口の門。

ここに両親達と一緒に眠っています。

亡くなったのが42歳だったなんて信じられません。
まだ若かったんですね。

Las Vegas にいたころ、都市伝説のように「あの Las Vegas Hilton のペントハウスには今も Elvis が暮らしている。」という話が結構信じられていました。
みんなの願いだったんでしょう。

Memphis からまた Mississippi 川を渡って Arkansas州の戻り、Little Rock を南下して田舎道を I-20 まで走りました。
田舎道といっても何もないけど高速で 70マイルで走れるんですが、虫がやたらと多くウインドシールドが見えなくなるくらいでした。

こんな道を通ったのは前から行きたかった場所があったからです。

10代の多感な時期に映画をメチャクチャ見てました。
特にアメリカンニューシネマと言われる映画が大好きでした。

イージーライダー、卒業、明日に向かって撃て　など何度も見ました。
その中でも好きだったのが　「俺たちに明日はない」　でした。

その Bonnie & Clyde の終焉の地を見たかったからです。

そこはLouisiana 州　Gibsland というすごく田舎のそのまたはずれにありました。
何もない、ほんとに田舎道です。リアルです。
石の碑があるだけですが、感動しました。

何かのご利益でもあるのか、だいぶ削られています。

何もないただの田舎道にポツンとある標識。
それゆえにリアルで、この木々の間に息を殺して潜んでいた Texas Ranger たちが今もこっちを見ているようです。

Texasに入り、Dallas 郊外の Plano という町まで来ました。

ここには日本のものがなんでもあります。

今日の晩御飯は「くら寿司」です。

なんだか嬉しい。

今夜のホテルはその近く。

Fairfield Inn 　　　　 $94.93　　　　　616.4 mile

2017年09月21日

南西へ　　Day 1

朝6時　まだ真っ暗なシカゴを出発

一時間くらい走って夜が明ける。

途中、休んだ時に偶然にもバイクがピッタリ20,000マイルになったのを知って感慨深く、ここまでの旅を思い出しました。
ほとんどすべての行程がロングツーリングのものなので、ご苦労さんと労いたいです。

Atlanta, IL のホットドッグマンにご挨拶。

向かいのカフェも素敵

ミシシッピ川を渡ってSt. Louis に入り、Gateway Arch

近くにある University of St. Louis のマスコットである　Billiken 像を見る

通天閣のビリケンさんはこれからきてるんだね。
おもしろいのは通天閣は足の裏をなでるんだけど、ここのはお腹が光ってました。

ランチは久しぶりに見た Jack in the Box
うちの近くにはないけど、昔西のほうに住んでた時にはよく食べたなぁ。

Arkansas州に入ってミシシッピ川にそって南下する。

Memphisに入ったところのSuper 8 が今夜のお宿。

唯一近くにあったLong John Silver で晩御飯。
おねえちゃんの言ってるのが南部訛りの黒人英語でサッパリわからん！

616 miles

Super 8 Memphis Downtown/Graceland Area $60.88

2017年09月20日

Texas, New Mexico へ

さぁ、今年のロングツーリングに出発します。
今年の行き先は、これまで西、南、東ときたからには北なんですが、北となるとAlaskaということになり、行くだけで10日くらいかかってしまいます。
それはちょっとかかりすぎなんで、前から行きたかったNew MexicoのNational Parkに行こうと思います。
途中、Texasにいる友達にも会えるんで楽しみです。

出発は2017年　9月21日　木曜日。
予定は8日間。

2017年09月03日

バイク

アメリカ横断を思い立ったとき、相棒はハーレーと決めていました。
でもせいぜい２５０ｃｃくらいしか乗ったことがないのにハーレーなんて、と尻込みしていました。
そこでとりあえず、KawasakiのValcanを買ってみましたが、１週間もしないうちに後悔しました。
あの存在感はハーレーでなきゃ出せないんだと痛感しました。

そんなとき、Evolution Engineが今年で終わるということを知り、こりゃいかんということで早速ディーラーの駆けつけ、一番手ごろで車高の低いNight Trainを買うことにしました。バーハンドルはEasy RiderのBillyのバイクを見たときからのお気に入り。
いろいろアフターパーツもつけたし、タンクも変えたりしてほぼ理想形でした。

でも、これでSturgisに行ったとき、つらさが身にしみました。
風防なしでの一日600マイルはいかんせんキツイものでした。疲れた体は風圧でだんだん腕が伸びきり、グリップも緩んできます。ハーレーのツアラーと呼ばれる大型バイクの存在意義がはじめてわかりました。
大陸横断はこれでは無理だと実感し、いつかはツアラーをと考え始めたわけです。

そこで2009年にはLas VegasでRoad KingをレンタルしてGrand Circleをツーリング。

2010年にはCalgaryでStreet GlideをレンタルしてGlacier, Banff, Jasperと回って、ツアラーの感触を覚えました。

ツアラーが取り回しさえなんとかなれば乗り回すこと自体は問題ないと思えたので、購入を決意。
どうせ買うなら一番上ということで、2013年春にUltra Classicにたどりつきました。

それにしても、重い！デカイ！
停めるときは要注意で、停める場所がフラットかどう傾いているかをちゃんと見極めないと命取りです。
前下がりの行き止まりに突っ込んでしまったらもうアウトです。バックなんかできるわけがありません。
これはいちばん気を使うところです。まぁアメリカは広いですから、必ずどこかに適当な駐車場所があるので、見間違わなければ大丈夫です。

今回のツーリングで役に立ったのはやっぱりiPhoneでした。
ハンドルに取り付け、電源はシガレットライターから取りました。

これでBluetoothでヘルメットにつけたB+COMに音楽を飛ばして聴いたり、ナビの音声ガイドを聴いたりしました。
ナビは日本語モードにしたので、お姉さんの「あと0.2マイル、70を右方向へ」の声がひとりぼっちのツーリングの孤独な時間の楽しい癒しになりました。ありがとうお姉さん。

2017年09月02日

Tシャツコレクション　アジア編

まずはTOKYO
今はもうないらしいですが、三田にあったHouse of HD Tokyo
山なみがEagleになっているところがカッコイイ。

それにひきかえ京都！やる気あんのか

続いてSingapore
これしかないでしょ。駐在していた友達に買ってもらいました。

お隣Korea

2017年09月01日

大きいおじさん　vol.5

ということで、いろいろとタイプがあってどれが本物かとわからなくなりますが、ベーシックなオリジナルは何か持っているタイプです。
何を持っているかというと、もうおわかりでしょうがMufflerです。

最初にできたのがこれだったんでそのあとMuffler Manとよばれるようになったわけです。
その後いろいろな変遷を経て、ある者はHot Dog屋さんへ、ある者はLumber屋さんにと貰われていったわけです。

中でも赤シャツ青パンツはBunyanと呼ばれ多くは斧を持っています。
BunyanはPaul Bunyanというアメリカのおとぎ話のきこりです。
一日で山の木を全部切り倒したという巨人です。

いつも青い牛を連れていたそうです。

2016年09月27日

東へ　　Day 7 London, ON - Home

最終日。

ホテルの近くの　Tim Hortons で朝食をとったあと、402を通って国境に向かいました。

通常は Ambassador Bridge を通るんだろうけど、前に渡ったときものすごく混んでいたんで、今回は北のほうのBlue Water Bridge を通ることにしました。

こっちも混んではいるけどかなりスムーズに流れていました。

そしてアメリカに入る。

橋の途中に書いてあるのは
　　　
　Welcome to the USA 　　　　
　　 PURE MICHIGAN

Pure Michigan はMichigan州の　State Slogan
ちなみに　Illinois州は　Mile After Magnificent Mile; Right Here. Right Now.
イマイチ。

Michigan 州では、まず Novi にあるパン屋さんによっていろいろ話をした後、近所のレストランでランチ。

ひさびさのおいしい日本食。

そこから 14 で Ann Arbor に出て、お気に入りの 12 で New Buffalo に出るコース。

この道はかつては多くの人が通ったんだろうなと思わせる遺跡のようなうちすてられた遊び場が多く、自分的には大好き。

途中お馴染みのマフラーマンと、隣にいたビッグボーイに挨拶して帰りました。

近くにはレースコースもあります。

488 Mile
19時　無事帰宅。

6泊7日　　　　3403 Mile
　　　　　　　　 5445 キロ

西や南と違って、北に行くのはやはり寒さ対策が必要だと感じました。
大きなカウルとウインドシールドは身体が受ける風圧をかなり軽減してくれるけど、それでも手は寒い。
冬用手袋でもいいけれどグリップヒーターは欲しいところです。

Maine 州は今まで訪れたアメリカの州の中でもかなり上位の美しさです。
海岸線の美しさもさることながら、山や湖の景色は息をのむほどです。
こういう景色は西部の荒々しさとは全く違って、優しく心癒されます。

Quebecの山の中もヨーロッパ的で美しいものでした。

こういう自然と違って、New Jersey, New York, Montreal, Toronto などの都会の交通渋滞は耐えられません。
超重い車体でのストップアンドゴーの１時間は緊張するし、エンジンは熱いし、軽くなったとはいえ重たいクラッチでへとへとになります。

今回もすばらしい思い出になるツーリングでした。
道に迷って途方に暮れたことや、真っ暗な山道をヘッドライトの明かりだけで何時間も走ったこと、大雨の高速で横を走り抜けるトラックの巻き上げるしぶきで前が真っ白になって何も見えなくなったこと。
いろいろあったけどいい思い出です。

また来年、今度は北を目指せたらと考えています。

2016年09月26日

東へ　　Day 6 Montreal, QC - London, ON

毎朝　バイクは夜露でびしょびしょ。
ハーフカバーも持っているんだけど、今回は忘れてしまいました。

初めて見るGrade 94

今日は途中　Niagara Falls に行く予定だったけど、　Toronto 手前で大雨になってしまいました。

大都市なので渋滞もひどく、街の手前から1時間たっても雨と混雑は続き、ハイウェイを降りて雨宿りしてみたりしました。

それでも止まないため　Niagara　はあきらめゆっくりと先に進みました。

きょうの宿泊地　London, ON　についてみるとここは晴れていました。

最後の夜なので豪華な食事にしました。

Motel 6, London, ON

2016年09月25日

東へ　　Day 5 Caribu, ME - Montreal, QC Canada

カリブの朝もやはり寒かった。

モーテルは何もないところにただっ広い前庭を持った変なかんじ。

隣はローラースケート場！？
きっと土曜の夜はすごかったんだろうな。

森の中には標識が頻繁に出てきます。

森の中の荒れた道を北上して国境の町、Fort Kent に到着。
国境の砦もあります。

このあたりでパラパラ雨が降ってきて不安になりました。

国境近くにUS1の終点を示す碑があります。

去年Key Westで見た起点の逆の端っこまで来ました。
うれしい。

これが起点。

というわけで中抜きだけど走破したかんじ？

この場所の後ろにある橋を渡るとCustomの建物があってCanadaに入ります。

Customではお兄ちゃんがひとりでやっていて、入国する人も自分ひとりだけ。
窓越しにパスポートを渡す時も寒さで手が震えて止まらず、「やばい、何か後ろめたいことがあるんじゃないかと思われる」と焦れば焦るほど震えは止まらず、顔だけは変ににやけて応答しました。
まぁ何もなく入国審査完了。

その建物の向かいはちょｔっとした街並み。

ここでかなり本降りになってきて早速今回初めてレインギアをつけて走りだしました。
Caribu はまだ現れません。

ここでいままで見てきたiPhoneのナビが使えなくなり、「データローミングをONにしてください」というメッセージがでました。
そうか、外国だもんな。
カナダの山の中で道はわからず標識はすべてフランス語のみ。ローミングにしたらべらぼうな額を請求されることは察しが付く。
でもこの状態ではどっちに行けばいいのかまったくわからん！
雨はどんどん強くなるし！
しかたがないのでローミングをONにしてナビを見ると、あらまぁ、目的地までの行き方がばっちり！
わからなくなったらつけるということでなんとかたどりつけるようにしました。

ナビに頼った旅はダメだなと痛感しました。簡単な全米の地図しか持ってないのでこれじゃいけません。
ナビは最終手段として、これからは地図を頭に入れて旅しようと思いました。

OUEST, NORD, SUD, EST は覚えました。

ここからSt. Lawrence River までの間はとても美しい景色で晴れていたらなぁと残念でした。
St. Lawrence　は川とは言えないくらいの幅の広さで対岸ははるか遠くです。

ところでこのあたり、Quebec City, Montreal あたりってどうしてこんなに聖人だらけなんでしょう？
Saint なんたらっていう町だらけで冗談でしょってくらいです。驚きますよ。

Canada　で初めての食事をしに入ったファーストフードではメニューが全部フランス語で、お客さんも店員さんもボンジュールの世界で驚きでした。

メルシーはわかります。

店員のかわいい子に英語で注文したら、はにかんだようにたどたどしい英語で答えてくれたのにはかわいいなぁと感激でした。

ガソリンスタンドではもうお手上げ！

でもアメリカのカードを入れたら表示が英語になりました、

Montreal　にまで出てホテルの隣のすしのお店でテイクアウト。
後悔。

ビールはおいしい。量もちょうどいい。

378 Mile

Welcomeinns Montreal, Boucherville, QC

2016年09月24日

東へ　　Day 4 Lewiston, ME - Caribu, ME

今朝の気温は摂氏４℃

こんなこともあろうかと、防寒準備は万端。
だったはずが、上も下もよかったのに手を忘れていました。
手が寒い。もう一枚手袋がほしい。

ここから先、カナダでもハーレーと同じくらいかより多くのBMW GSを見ましたが、快適そうでした。
やっぱり寒冷地はグリップヒーターが必要だね。

まずは大西洋に浮かんだ島の中のBar Harbor に行きました。

とてもおしゃれな観光地。
レストランやお土産屋さんが立ち並んでいます。観光客もいっぱいです。

どこのお店もいっぱいでランチも取れそうにないので、Acadia National Park に向かいました。

島は一方通行のループで回りますが、さっきのところよさそうだったなと思っても戻れないのが難点です。
どのパーキングもいっぱいです。

ほんとにラッキーなことに今日は入園料無料の日でした。
だからこんなに人が多いのかな。

島々が浮かぶ海に、ここにもいるかのクルーズ船。

海沿いのループロードから見える景色も変化に富んで美しい。

なんだか松越しに見える島の風景は日本的。

公園で一番高い Cadillac Mountain からの眺め。

そして戻ってアメリカ最東端の灯台をめざします。
だいぶ田舎道を走ってやっと着きました。

天気も良く、青い海と空に赤白の縞模様の灯台が映えます。

ここはNational Park でも　National Monument でもないけど、灯台の下の小屋におっちゃんがいて入り口には入園料を入れるための入れ物がありました。維持するのが大変だろうからもっとちゃんと取ればいいのに。

ここがアメリカの最東端というサインもありました。

そこからUS1をどんどん北上して今夜の宿泊地のCaribu に向かいました。

モーテルに着いたのは7時を過ぎていて真っ暗で、チェックインのサインをしようにも寒さで手が感覚がなくなり、ペンを持つことさえできませんでした。
近所で唯一開いているChinese で暖をとりました。

それにしてもこんなにひとりで食えるか！

488 mile
Crown Park Inn, Caribu, ME

2016年09月23日

東へ　　Day 3 Paramus, NJ - Lewiston, ME

きのう、おとといとこの時期にしては暑すぎる天気で、股の間の1600ccは焼けるような熱を発してくるんで右足の内側が暑くてしょうがなかったんですが、きょうはうってかわって寒いくらいの気候でした。
こうなるとストーブを抱いてるみたいなもんだから、それなりに快適。

きょうはただただ走るのみ。

New Jerseyを出発してGeorge Washington Bridgeは混むんで、New Jersey側を北上してTappan Zee Bridgeを通って行くことにしたんですが、こっちも大渋滞。
もうどこもかしこも車だらけで混みあっています。それとこのあたりはガスステーションがFull Serviceがほとんどなのも驚きました。

今日のルートは

New Jersey - New York - Connecticut - Rhode Island - Massachusetts - Vermont - New Hampshire - Maine

と一日で8つの州を走ったことになります。すごいな。

Connecticut　の海

Vermont

Maine

537 Mile
Motel 6, Lewiston, ME

2016年09月22日

東へ Day 2 Wheeling, WV - Paramus, NJ

さすがにお年寄りも徹夜ではやらないみたいで、早朝のカジノは掃除の人たちだけでした。

川を渡ってPennsylvania州に入り田舎道の標高が上がるとなって、濃霧で真っ白な冷たい空気に包まれ怖い思いをしました。

途中またまたマフラーマンをUniontown で見ました。
とても大事にされているようで程度がよくなかなかよろしい。

そこからくねくねとした細いアップダウンをかなり走ったところに、いままでずっと行きたかった落水荘を見に行きました。

日本にいたころに写真集で見ていつかは行ってみたいと思っていましたが、Pennsylvaniaの田舎でなかなかチャンスがなく、やっと今回行けました。
Frank Lloyd Wright晩年の作品で多くの観光客で賑わっています。

よくまぁこんな場所に作ったなぁと思います。

プレーリースタイルの水平直線が美しい。

ここからPennsylvaniaをひたすら走りましたが、山があって起伏があり走っていてとても気持ちがいい場所です。

なぜか懐かしいような風景です。子供のころの夏休みのような。陽水の少年時代。

余裕をもってNew Jerseyに入ったのに、７８と９５の交差からFort Leeまでものすごい渋滞で一時間以上かかりました。

やっとハドソン川まで出てきました。
むこうにマンハッタンが見えます。

ちょっとミツワを覗いてみました。

夜は大学時代の同級生と38年ぶりに再会。
アメリカにいるらしいとは知っていたけど最近やっと連絡が取れて楽しい時間が持てました。

472 mile
La Quinta Inn Paramus, NJ

2016年09月21日

東へ　　Day 1 Home - Wheeling, WV

2016年　9月21日　水曜日

朝5時45分　出発

まだ真っ暗だけど西の空にはピカピカと雷がひかり、もうすぐこの辺も雷雨が来そうな雰囲気の中、南に行く分には大丈夫だろうということで今年のロングツーリングに出発です。

Indianapolisを過ぎるころには気温は90℉を超え真夏の暑さになってきました。

Ohioに入ってColumbusで昔の友達のいるレストランを尋ねました。

レストランの名前がなんだかゴーシチゴー的な名前だったとうろ覚えしていてネットで調べてここだと思ったBa Shoに行ったら大ハズレ。
でもレストランの人が知っていてその人はHaikuっていうところにいたけどもうやめたよっていうことで残念ながら会えずじまいでした。

Columbusから７０を東に走って今夜の宿泊地 Wheeling, West Virginia に到着。
カジノホテルなので下はスロットやブラックジャックがあります。

これは近くの古そうな橋

West Virginia といえば　John Denver　

Take Me Home, Country Roads

Almost heaven, West Virginia,
Blue Ridge Mountains
Shenandoah River.
Life is old there,

でもここは州の北のはずれでOhio River沿い。とてもHeavenとは言い難い。
というか実際のWest VirginiaにはBlue Ridge MountainもShenandoah Riverもないってんだから驚いちゃう。
本当にきれいなのはVirginia州なんだけどね。
この歌のせいでだいぶいいほうに誤解されてるね。
それでもいい曲です。田舎に帰ろうかなぁ。

若い時にカナダの山の中ををヒッチハイクしてた時のテーマソングはSunshine on my shoulderだったけどね。

ところでこのカジノ、Las Vegasとは比べようもないけど、なんせ年寄りばっか。１００％後期高齢者です。
だからスロットばかりでテーブルゲームはみんな手持無沙汰です。
Buffetも大賑わいでみんな長い時間をかけてゆっくり食べてます。団体で来ているみたい。
温泉があればいいのにねぇ。

晩飯はカジノのBuffetでひとりメシ。

551 mile
Wheeling Island Hotel - Casino

2016年09月20日

今年は東へ

2014 Santa Monica,　San Francisco, CA
2015 Key West, FL

西へ南へと走ったロングツーリング。　
今年は東へ走ります。

とりあえずの予定はこんなかんじ。

アメリカの東の端を目指します。
大陸の東端はカナダのNewfoundlandだけど、ここに行くには時間がなさすぎなので今回はアメリカ合衆国の東端です。

Bostonのところで大きく迂回してるのはVermont州を通りたいため。
アメリカも西部、中西部の州はすべて行ったり通過したりしたけど、ここらあたりのNew England方面は行ったことがないので、どうせなら網羅しようとVermontも行けたら行こうと思います。まぁ、その時の気分次第だけど。

2016年09月02日

Tシャツ　ヨーロッパ編

フィンランド！なかなか手に入りませんよ

Germany
うーん、これ汚しちゃったんじゃなくてこういうデザイン
アメリカには絶対にないタイプ

2016年09月01日

大きいおじさん　vol.4

番外編としてMuffler Man以外の大きいおじさん、おねえさん。

最初はIllinois州の南のはずれ、その名もMetropolisにあるSuperman。
メチャカッコイイ。
どうしようもない田舎町なのにMetropolisとつけちゃってSupermanを村おこしに使っているんだけど、田舎過ぎてほとんど誰も行かない。村の中央に立っていても誰も見てくれず寂しそう。
横にいるのは愛犬のりきちゃん。アメリカンネームRicky。

次はこれもMuffler Manに入れるという人もいるくらい有名で全米にもいくつか残っているUniroyal Girl
Uniroyal Tireというタイヤメーカーの看板娘。
水着姿でドライバーにアピールしたんでしょうね。

昔は服を着ていたときもあったみたい。アピール度がイマイチ。

Rockfordの南のRock River沿いに立つBlackhawk というIndianの像。Chicagoが誇るIce Hockey Teamの名前になっています。

昔のAmerican Cartoonで有名なDick Tracy。そんなに大きくはありません。

期間限定でChicagoのど真ん中に現れたMarilyn Monroe。「七年目の浮気」のあまりに有名なシーン。

後ろから見ると。おやまぁ。

これはまた脱力感いっぱい。海辺のアイスクリーム屋にでもいたんでしょう。

すわるなよ。

2015年10月14日

おみやげ

お土産はいつもと同じ　Tシャツ

まずは　The Tail of the Dragon

Daytona Beach の　ハーレー

Key Westの　Sloppy Joe's Bar

Key West Harley

2015年10月13日

フロリダ　キーズ

Key West からのKeysの風景
日差しが南国らしい

https://www.youtube.com/watch?v=YCimKHmrjEg&t=1s

2015年10月12日

南へ　Day 8 Cape Girardeau, MO - Home

最終日。

今日はただ家路をいそぐのみ。

いままでのどのホテルもみんな　Breakfast Include だったけど、一度も食べていません。
こんなんじゃ食べたくないでしょ。

これに自分で焼くワッフル、オートミール、それに定番のコーンフレーク。

同じ値段で泊まれる日本のビジネスホテルの朝食バイキングを見せてやりたいよ、まったく。

最近のトレーラートラックはリアスポイラー、サイドスカート付き。

でも後ろに着くと乱れまくった風でいくら重量級のバイクでも持っていかれます。
後ろに着く、追い越す、また後ろに着く、追い越すの繰り返しです。

やっと見つけた田舎のガスステーションは有無を言わせずオクタン価８７の一点もの。

最後の食事は体に悪そーなArby's

４２５　マイル　　　　

２：２０　　　無事　帰宅。

７泊８日　　　　３９９０　マイル　　　　　6384キロ

この写真はThe Tail of the Dragon を走っていたときコーナーで激写されたうちの一枚です。
ここを通るすべてのバイクとスポーツカーを連写で撮って、ネットにあげて欲しい人は買うというシステムです。
なかなかない商売です。思わず買いました。

2015年10月11日

南へ　Day 7 New Orleans, LA - Cape Girardeau, MO

朝のFrench Quarterはごみが散らかり、すえたようなにおいとドブのようなにおいに包まれて文字通り祭りの後でした。
そういえばきのうは土曜日だったんですね。

朝から走っている路面電車。

New OrleansからはHwy ５５がシカゴまで行っていますが、今回はBlues Hwyと言われているHwy ６１を少しだけ走ります。

ハイウェイ６１といえばBob Dylanの「追憶のハイウェイ６１」です。
'Highway 61 Revisited" が原題です。

New Orleansから以前はミネソタ州でカナダ国境まで続いていました。つまりDylanの生まれた町も通っていたんですね。

このあたりミシシッピ州は綿花の栽培で有名。
こんな大きなコットンフィールドは初めて見ました。

ミシシッピ　　　　コットンフィールド　　　　ブルース　　　　プランテーション

こりゃ、クンタキンテ　ですね。

いろいろな伝説がこのハイウェイ沿いで生まれていますが、有名なのがClarksdale, MS にあるDevil's Crossroadです。

ここで有名なブルースミュージシャンのRobert Johnsonという人がブルースのテクニックと引き換えに自分の魂を悪魔に売り渡したとされるところです。

何もない田舎町の何もない交差点であることがかえって真実味を増します。

そこからMemphis, TN　に向かう途中でまたまたおじさん発見。

今夜の宿はCape Girardeau, MOです。
ホテルの真横がチャイニーズのBuffetだったのでラッキー。

味はアンラッキー

５９０　マイル

Pear Tree Inn Cape Girardeau, MO

2015年10月10日

南へ　Day 6　　Lake City, FL - New Orleans, LA

Lake Cityからは　Hwy 10 を真西にむかって行きます。

きのうあれだけフロリダを走り通したのにフロリダはまだまだ続きます。
どれだけ欲張りなんだフロリダ！！
西に向かってかなり長く海岸線を自分のものにしています。

結局、Lake Cityから３００マイル以上フロリダが続き、Pensacolaの先まで、Key Westから９００マイル以上フロリダがあったわけです。
これはもう半島なんて呼ぶ域を超えてますねぇ。

3時過ぎについにNew Orleans到着。

Streetcar Named Desireも走っています。

お腹がすいたのでFrench Marketに行ってみます。

New Orleansといえばクレオール料理で、といえばGumbo。
人がいっぱいいるお店でTake Out

う～ん、ショックです。こりゃひどすぎる。　＄７，５０

時間があるのでLouis Armstrong Parkに行ってみました。
やはりここで一番有名な人でしょう。

なんだかわけのわからん人たちのパレードも。
ゲイとレズビアンの人たちのマルディグラ風パレード？

夕方になってきたので、ビール片手に街をブラブラ。
ビールは２０ozで$3,75だから良心的。

一日４回公演のPreservation Hall Jazz Bandを見に行きました。　＄２０
１００人限定と言いながらもっと入れていたかんじ。

New Orleans は学生のとき以来。
あの時はお金もなく、当然泊まることなんてできないので一晩中ブラブラして夜中のグレイハウンドで次の街に向かいました。

当時もそこここのお店からJazzが聞こえ、通りからタダ見、タダ聞きできました。
ストリップだって通りから見えました。

さすがに今はストリップは見えません。

あの時もPreservation Hall Jazz Bandは有名で、観客はいっぱいでしたが、外から曇りガラス越しに中が見えました。

今はそこに板が張って会って中は見えません。
もちろん演奏中の写真撮影はできません。

街中のバカ騒ぎはいつまでも続くのでした。

今夜のホテルはFrench Quarterの中、Bourbon St.から２ブロックという好位置でした。
ずっと探していましたが、高すぎてNew Orleans自体をあきらめようかと思っていました。
French Quarter内はどこも＄３００以上するみたいです。
前日夜に見たら半額以下で一部屋だけでていてラッキーでした。

中庭もあってなかなかおしゃれです。

５１０マイル

Maison Dupuy, New Orleans, LA

2015年10月09日

南へ　　Day 5　　Key West, FL - Lake City, FL

きのう人がいっぱいで写真も撮れなかったSouthernmost Point にまずは行ってみます。

朝早いので２，３人しかいません。

朝の空気がとても気持ちがいい。

きのうと逆の道をたどってMiami方面に戻ります。
Miamiから直角に西に向かってメキシコ湾側を北上するルートを通ります。

まずはマックで朝食。

Cape Coralという町で大きいおじさんを見に行きます。

初めて見るタイプでBig Johnと呼ばれる形です。
シカゴあたりにはありません。
顔が怖い。

Tampaでもうひとり。

このあとTampaで大渋滞に巻き込まれ、おまけに大雨が降ってきて、ついにハイウェイをはずれて雨宿りし、カッパを着てハイウェイに戻りました。
幸い30分ほどで雨もやみなんとかLake Cityの宿までたどり着きました。

宿は雨宿り中にスマホで予約したので、安いところというだけで場所も確認しなかったため、周りに何もない辺鄙なところでした。
食べるところもないので、ガスステーションで食べ物を調達して何とか空腹を満たしました。

宿のフロントは安宿に多いイ○ド人で、最低の対応でした。

６４０マイル

Days Inn Lake City I-10 Lake City, FL

2015年10月08日

南へ　　Day 4 Pompano Beach - Key West, FL

夜中にずいぶんと降ったようでパーキングは池のようになっていてバイクはずぶぬれでした。
それでも今日は快晴になる予報なので頑張って出発します。

Turnpikeを通ってUS Route 1を南下していきます。
両側のフェンスが青く塗られていてこれから始まるハイウェイに気持ちを高ぶらせます。

Key LargoからFlorida Keyが始まります。

セブンマイルブリッジなどいくつもの島を結ぶ橋を通ってアメリカ最南端のKey Westに到着します。

まだ昼過ぎでチェックインには早すぎるのでとりあえず最南端の標識のところまで行ってみました。
ところがものすごい人でそこで写真を撮りたい人の列が50人くらい並んでいました。

写真は明日にしてホテルにバイクを置きにいったらとんでもないすみっこの傾斜地で＄２５だっていうから近くで幸運にも見つけた路上に停めて観光に出かけました。

Key Westといえばヘミングウェイです。

シカゴ郊外のOak Parkで生まれたヘミングウェイがここKey Westに住んでいたのはわずか9年ほどだったらしいですが、その間にいくつかの小説を書いたようです。

この家には6本指の猫がいるんで有名です。

ホテルの近くにはUS Route 1の起点があります。
ここから始まってカナダ国境まで北上します。

こんなお姉さんも見ました。

それにしてもこんな時期にどうしてこんなに観光客が多いのかと不思議でしたが、ひとつにはこれです。

このクルーズ船から何千人か降りてきているからです。

ヘミングウェイも通ったというSloppy Joeのバーで一杯やりました。

その時代からずっといるのかってくらいおばあちゃんのウェイトレスばかりでした。

時間になったのでホテルにチェックイン。

なかなかこじんまりとしたいいホテルです。

有名な夕日の観賞スポットに行きました。
もう人でいっぱい。

日没は息をのむ美しさでした。

晩飯はもちろんLocalな魚と、どうしても食べたかったコンク貝。
カリブ海ではどこでもあるけど、ほんとうはマリネかサラダで食べたかったけどフライしかなかった。

２１５　マイル

Cabana Inn　　Key West, FL

2015年10月07日

南へ　　Day 3　　　Adel, GA - Pompano Beach, FL

３日目はGeorgiaからついにFloridaに入ります。

７５から１０に入ってJacksonvilleをへて、Daytona Beachにある世界最大のHarley Davidson Dealerを見に行きお土産にTシャツを買いました。

この建物だけじゃなくてこの一角のすべての建物がこのディーラーのものです。

Daytona Beachの名物といえば、もちろんSpeedwayですが、砂浜を走れるというのも有名です。
＄１０で走れます。
でもまだ先は長いしベルトが砂をかんだりしたら嫌なので見るだけにしておきました。

９５は少し内陸を走っているので、もっと海辺の道を走ろうとA1Aという道を走りましたが、海側はホテルや民家が立ち並びほとんど海は見えません。
たまにPublic Beachが現れます。

しばらく南下していくと前方に黒い雲が現れ、少しだけ降られました。

まぁとにかくほとんど濡れずにホテル到着。

外側はりっぱだけど、部屋は安いだけのことある。

一休みして晩飯食べに出ようとしたら、ものすごい大雨になっていてバイクでは出かけられようがありませんでした。
ホテルにはレストランはありません。

しかたなくチャイニーズのデリバリーを頼んでなんとかお腹を満たしました。
血中ソイソース濃度が低くなっていたので味に問題はありましたが何とか食べました。
だいぶ残しましたが、、、

明日は天気がよくなりますように

４８０マイル

The Forum　　　Pompano Beach, FL

2015年10月06日

南へ　Day 2 Knoxville, TN - Adel, GA

朝7時になっても薄暗い中、先を急いで出発。
朝日がきれい。

Pigeon Forgeは結構な観光地。
アトラクションやレストラン、ホテル、お土産屋さんが何マイルにもわたって軒を並べています。

GatlinburgはBanffを思わせるような街でした。

そこからしばらくしていよいよGreat Smoky Mountains National Parkへと入っていきます。

その名の通りかなりの霧でガスっていました。

６５００フィートまで上がってClingmans Domeという展望台まで行きました。パーキングから０．５マイルの急なとても急な坂を登るのがきつかったです。

展望台からはTNとNCが一望でした。
上のほうではもう紅葉も始まっていて、ひょっとしたらベストな時に来たんじゃないかってくらい天気も良く気持ちのいい時間でした。

そこから下って１２９にあるThe Tail of the Dragonに向かいました、
１１マイルの中に３００以上のコーナーがあるというバイカー憧れの地です。
シカゴは全くコーナーもなく、Dragonどころかハイウェイのランプくらいしかなく、くるっと一回転だけのThe Tail of the Shibainuです。

ここで事故ったバイクの残骸がつるしてある木

ここでシカゴでの１００年分のコーナーを堪能しました、っていってもハーレーなんでゆっくりですが。

Atlantaでひどい渋滞にあい、だいぶ遅れて今夜の宿に到着。
晩飯はここしかないんでIHOP

５４０マイル

Days Inn Adel, GA

2015年10月05日

南へ　Day 1 Home - Knoxville, TN

去年のルート66で「西へ」と行ったロングツーリング。
今年は南に行こうと思います。

シカゴはもう秋の趣で朝晩はかなり冷えますが、南に行くぶんには大丈夫でしょう。
去年は8月で暑さが堪えたし、なにしろバイクが1600cc以上というもう空冷の限界を超えているので右側の内股が暑いのなんのって。

その点10月ともなればかえって暖かさがありがたいくらいじゃないかと。
ということでKey West目指して行って来ます！
去年と同じで予定は未定ですが、とりあえずこんな感じで。

southern+touring+2015_convert_20151004044037.jpg

いろいろ行ってみたいところもあるけど、基本的なルートは大学生のときにGreyhound Busで旅したところがだいぶ含まれます。それ以来行った事のない場所もあるので楽しみです。

あの時は時間はあるけどお金はない。何も持ってないから何も怖くない。ってMotel 代節約のためにBus Depotで夜を明かしたりYMCAやもっとやばそうなところに泊まったりしましたが、今は、あれ？今もあんまり変わってない！
どうも高級なところは窮屈で、Motel 6のヤスリのようなバスタオルが嫌いじゃないです。

@

南へ　Day1 Home - Knoxville, TN

2015年　10月５日（月曜日）　朝7時にシカゴを出るときはまだ寒くて上はジャケット２枚、下はタイツという冬支度でした。

Indiana州の途中までは寒くてちょっと後悔しはじめました。

それでもなんとかなるさと調子に乗って走っていたらガス欠ランプが点灯しレンジはあと３０マイルありましたが、そこから２０マイル以上ガスステーションがなくて肝を冷やしました

レンジが１０マイルを切るとLoって出るのを初めて知りました。
こんなにガスが入ったのも初めて。

でもIndianapolisに着く頃から日も差してきて暖かくなり、とりあえず大きいおじさんに挨拶に行きました。

Kentucky州に入るともう暑くなってきて、絶好調になってきました。

まだまだ走れそうだったけど、この先はアパラチア山脈に入っていくので今日はKnoxville, TNで泊まります。

５９０マイル

Red Roof Inn　Knoxville East

2015年09月02日

Tシャツ　　アメリカ編　　その３

Sturgis
Harleyの世界で一番のお祭り　　South Dakota州　Sturgisで毎年８月に行われます。
最初に行ったのは１９９１年。でもそのときはTシャツ買いませんでした。

次が１９９８年

次が２００５年でその次が去年のルート６６の帰り。
でも去年は祭りのあと。

2015年09月01日

大きいおじさん　vol.3

Chicago郊外にもいろいろあります。

まずは材木屋さんの前にあった定番スタイル。

またまた車屋さんですが、パンツの色が黒です。アメリカ国旗を持っています。

これはNursery,苗木屋さんですかね。

同じ場所にあるネイティブアメリカン風。おぉ、嘘つかないのポーズ。眼科にあったのと同じですね。

これはなぜHarley Davidsonなんでしょう。まさかバイクを持っていたんじゃないでしょうに。

牧場で牛の世話もします。

2014年10月26日

Field of Dreams

シカゴから西へ走るとGalenaという美しい街を通り、Mississipi川を渡るとIowa州に入ります。

Iowa州境からさらに一時間ほどでDyersvilleという何もない田舎町に着きます。

ここが大好きな映画　「Field of Dreams」の撮影地です。

"If you build it, he will come."

野球好きのアメリカ人にはたまらない場所です。

お土産屋さんも

2014年09月04日

Tシャツ　　　アメリカ編　その２

シカゴのディーラー　２つ

いつまでたってもアルカポネ

着古しました

2014年09月03日

大きいおじさん　vol.2

まずはIllinois州内のMuffler Manから。

Chicago市内にあるいくつかのMuffler Man。
定番の車修理屋さんの上に立っています。腕の形が右手だけやや前方上に突き出しています。

次は眼科のオフィースの上。めがねかけてます。

これは機械屋さんの上。
これに斧をもたせるとまんまEasy Riderのバックのおじさんです。

遊園地の中にも。フランケンシュタイン型。
でも手の形はいっしょ。

こう見てくると右手上向き左手下向きでなにかを持ってるのか、右手を斜め上に掲げているのかになります。
その他のディテールはそのお店や使用に応じてアレンジしているってことでしょうか。適当だけど。

2014年09月02日

Tシャツ　　　アメリカ編　その１

まずはHarley Davidson Anniversary

100周年　　　２００３年

裏

１０５周年　　　２００８年

１１０周年　　　２０１３年

2014年09月01日

大きいおじさん vol.1

ルート６６沿いにはいろいろなRoad Attractionがあります。
ほとんどは何これ？ってかんじですが、手作り感満載であったりへんちくりんさが自分としては大好きです。

ルート６６のRoad Movieとしてあまりに有名な'Easy Rider'にも出てきます。
タイトルバックのBorn to be Wildのところで、２人がColorado Riverを渡って最初の町でのバックに斧を持った赤シャツ青パンツのおじさんが立っています。たぶんKingman, AZだと思われます。

これが私が愛してやまない'Muffler Man'です。

なぜ'Muffler　Man'と呼ばれるかはまた後で説明しますが、４０年以上前の映画のころはもっとたくさんあったでしょうけれど、今でも少しは残っています。でもそれも時間の問題かと思われます。

Chicagoを出発して最初にいるのはルート６６のアイコン化しているWilmington, ILのJemini Giantです。
なぜこんなかっこうをしているのかというと、横にあるレストランの名前がLaunching Padというからです。つまり発射台ね。
一時は閉めていましたがまた別のオーナーで再開しているようです。

次に出てくるのはAtlanta, ILのHot Dog Holding Giantです。何じゃこれ？
昔はChicagoにあるHot Dog屋の前に看板のように立っていたそうです。

次に現れるのはずっと下ってTexasはAmarillo。
Cadillac Ranchの近くのRV Parkにあります。

ちょっと腕の形が今までとは違いますね。
胸にあるのは有名な合衆国修正第２条で、銃の保持を認めた条項です。なんと言いましょうかTexasだからでしょうか。

この後はSanta Monicaまで見ませんでした。ちょっと外れればありますが、今回はルート６６沿いということでこれだけです。

2014年08月15日

Day 11 Chamberlain, SD　～　Home, IL記事タイトル

さて最終日。
Chamberlainを出ると長い上り坂になります。
2005年にMAXさんとSturgisに行った時、この坂に出会って下って行く時、川に落っこちるぅ～って大騒ぎしました。
川はMissouri River。

久しぶりにマック朝食。

La CrosseでMississippi Riverを渡ってWisconsinに入る。

今回の旅でいちばんGasが入った。

西から走ってくると、砂漠ー岩山ー赤い岩山ー牧草地帯ーとうもろこし畑ー森林というふうに風景はだんだんと変わってきて、Wisconsinの深い緑を見るときれいだなぁってホッとします。

7時ころ無事帰宅しました。

698.8 Mile

Home Sweet Home, NW Suburb of Chicago, Illinois

10泊11日
総走行距離　　　6176.6 マイル　　9883 キロ

まさに一生一度かもしれないツーリングでした。
思い切って行ってほんとうによかった。
自分としてはまだまだいつでも行けそうな気がしているけど、年齢的にいつガタがきてもおかしくないので、十分力があるうちに行ってこようと決断して正解でした。
結果的にまぁ楽勝ですかね。
まだまだもっと行けそうですね。
来年もどこかに行くつもりになってきています。楽しみ、楽しみ。

2014年08月14日

Day 10 Cheyenne, WY　～　Chamberlain, SD

Cheyenneなんていかにも西部劇に出てくるような地名だけど、ここもテレビ番組で有名だよね。
50歳位以上限定だけど。「ララミー牧場」

このへんのColorado, Wyoming, South Dakotaあたりは制限速度80マイルの道があります。80マイルでバンバン抜かれていくってのは、車の性能も良くなったってことでしょうか。

WyomingからSouth Dakotaに入りBlack Hillsに入っていきます。逆側にあった標識。

まずはCuster State Park。
広大な公園の中、Wildlife Loopを走って行くと行けども行けどもなんの動物も見られず、やっと野生のロバの群れがいただけで、落胆して先を急ごうと思ったまさにその時、目の前にBuffaloの大群が現れました。

Buffaloは危険だから近づくな、という看板がたくさんあったけど、むこうから道路に上がって我が物顔で歩きまわるんだから参っちゃう。
それにしても近くで見るとデカイ！

ゆっくりゆっくり歩くんで前に進めないし、他の人は車の中からだから安心だろうけど、こっちは剥き出しだから、もし機嫌を損ねて体当たりでもされたら堪らんので、目を合わせないよう小さくなっていました。

そこを抜けて15分位したら、またしても豪雨になって、ちょうどあったおみやげ屋さんのテラスで雨宿り。

30分ほど待ってMt.Rushmoreに向かいました。

かなり手前からも見えます。

だんだん大きく見えてきます。

入り口を通り過ぎるとWashingtonのProfileが見えます。

Rapid Cityに降りて行って、90を東に向かいWallでこの旅唯一の自分のためのおみやげSturgis T-Shirtを買いました。
結局Chamberlainまで走ってBest Westernに宿泊。
Al's Oasisでお勧めを食べましたが、お口にあいませんでした。

601 mile

Best Western, Chamberlain, South Dakota

2014年08月13日

Day 9 Green River, UT　～　Cheyenne, WY

Green Riverなんて田舎町に泊まったのは、Arches National Parkに行くのに便利だからでした。
でもきょうも雨模様、、、
天気予報では朝のうちは降らないようだったので、ぐるっと廻るだけでもと思って出かけました。

さすがにこの時期にしては公園内はすいていました。

Park Avenue

Arch

やはり雨が降ってきたので、Delicate Archに行くのは諦めました。子供たちが小さい時一緒に登っていたので今回は無理することもないと先を急ぐことにしました。

Moabから70に向かうのに191ではなく128を通るのがお勧めです。
Colorado River沿いの道は景色も素晴らしく、車も少ないので快適です。

Denverに向かう70はずっと下りのゆるやかなカーブ連続で気持よく走れます。途中Vailでひとやすみ。

雨が降ってきたらHwyの出口のUnderpassで雨宿り。

今夜はCheyenne, シャイアンのMotel 6
DinnerはOUTBACKであえてのお魚料理。肉ばっかりだからね。

621 mile

Motel 6, Cheyenne, Wyoming

2014年08月12日

Day 8 Las Vegas, NV　～　Green River, UT

Las Vegasだからってギャンブルもせず、とりあえず走り出します。
ギャンブルするんだったらそれなりのつもりで来ないと。

昔住んでいたアパート

15をNorthに行くとArizonaをちょっとかすめてUtahに入ります。

15から9に入るとまた雨が降ってきたので急いでカッパを着ました。今回は何度も着たり脱いだりを繰り返したので、だいぶ早く着れるようになりました。来る前にブーツカバーも買ったんですが、けっこう威力を発揮しました。

Zion National Park入り口の街にはかなりの人がいて、雨なのに山に向かう車もけっこういました。入り口のRangerにこの雨でバイクで大丈夫か聞いたら、ゆっくり走れば大丈夫だろうってことでとにかく出発しました。

一方通行のトンネルの手前は詰まっています。

雨はやみません。

トンネルを抜けると少しは雨も小降りになっていました。

89を左に曲がってBryce National Parkを通って行くつもりでしたが、雨のため12で曲がらずそのまま北上して７０を目指しました。70に出ても車は少なく主要横断道路とは思えぬこんな看板も。

雨は強くはないけど降り続いていました。
それでも良いこともあって、きれいな虹を見ることができました。ダブルのもありました。

今日はGreen RiverのSuper 8。
River Viewのレストランで豪華Prime rib dinner!

455 mile

Super 8, Green River, Utah

2014年08月11日

Day 7 Modesto, CA　～　Las Vegas, NV

San FranciscoからYosemiteに行くときは今までMercedから140で行っていたけど、今回はModestoから120で行くことにしました。
早朝の冷たい空気がきもちいい。

120はすいていて道もよく、いいペースでYosemiteの入り口に着きました。入園料＄１２

やっぱりYosemiteはきれいだなぁ

Yosemite Villageに行く前にまずTunnel View　遠くにHalf Domeが見えます。

そこからどんどん道は登って　Glacier Point

Yosemiteが一望です。

Yosemite Villageに戻ってランチをとったあとTioga Roadに向かいました。

逆から見たHalf Dome

Tioga Roadは車も少なくて気持よく走れました。途中、Tenaya Lake, Tuolumne　Meadowsを通りました。

山火事も見えました。Managed Fireだから電話しないでというサインがありました。

そのうちだんだん雲行きが怪しくなり、とうとう。

それでも峠をおりたMono Lakeでは雨は止んでいました。
それにしても＄５超えのGasは初めて見ました。

ここでどうしようかと考えました。北に行ってRenoから80に乗るか、南に行ってLas Vegas経由で70で行くか。
南に行ったほうが砂漠だし雨も降らないだろうってことで、ここはひとつLas Vegasに行ったろうつうことで395を右折しました。これが大変なことになろうとは。

395のうちはよかったけど、168に入るとアップダウンの細かいワインディングの連続が延々と続き、それが終わると通る車もない寂しい道が現れ、雨は降ってくるわ、どうなってるんだと思う間もなくまたワインディングが始まり、と緊張の連続でした。さすがに雨の中のワインディングの写真は撮れませんでした。
レーサーレプリカなら楽しいだろうけど、ハーレーウルトラには苦行でした。

168から266に入りCaliforniaからNevadaに入ると今度はひたすら真っすぐな道です。

95に出た時は正直ホッとしました。
あとはひたすらLas Vegasを目指すだけ。
Hotelまであと10マイルという時にまたしても豪雨に見まわれ、大きなモールの軒下で雨宿り。

１０時ころになってやっとHotelにCheck inできました。＄３９でLuxor.
今回の旅行で一番安かったけれど、パーキングからフロントまでとそこから部屋までの合計距離は500mはあったんんじゃないか？
それでも部屋はとても豪華で、おなじみMotel 6とはえらく違いましたわな。

ここしかやってなかったレストランのサンドイッチもおいしかったです。

586 mile

Luxor, Las Vegas, Nevada

2014年08月10日

Day 6 Santa Barbara, CA　～　Modesto, CA

Santa Barbaraから154から101と行ってSan Luis ObispoからCabrillo Hwyに入って海岸沿いをBig Surを目指します。
まずは154で雲海の上に。

Hwyのすぐ近くの崖の上からすぐ目の前にたくさんのElephant Sealが見えます。驚きの光景です。

最初に見える橋。間違えそうになりました。

Big Surを過ぎてしばらくして行く手にBixby Bridgeが見えた時は感動でした。何十年も思っていた景色が目の前に現れると言葉がなくなるんだね。

San Franciscoに近づくにつれ渋滞が激しくなり、Golden Gateを渡るにはかなり時間がかかりました。

明日Yosemiteに向かうため今日はBay Bridgeを渡って、Modestoに宿泊。

Panda Expressをみつけて狂喜！
なんでもいいからオリエンタルなものをくださいっ！

460 mile

Comfort Inn, Modesto, California

2014年08月09日

Day 5 Needles, CA　～　Santa Barbara, CA

Mojave砂漠の灼熱を避けるため、６時前に出発。
40からNational Trails Hwyに入る。

AmboyのRoy's Motelは真っ青な空に赤と黄色のサインが映えます。

Ludlowで40に戻り、Newberry SpringsでBagdad Cafeを見学。と言っても映画を見てないのでなんの感銘もなし。

さていよいよLos Angelesに向け出発。
だんだん増える車の中５車線のHwyも渋滞気味。
すり抜けするバイクに、自分はそういう危ないことはしませんです、と言い聞かせていましたが、あまりの暑さに一台のバイクに従いてすり抜けると、あ～ら不思議。スイスイ行けるし涼しいし、危ないこともない。Californiaはこうでなくっちゃ、って思いました。
そしてSanta Monicaに。

１２時到着。Santa Monica Blvd.とOcean Ave.のぶつかるところの海側にルート６６終点を示すともいわれる標識があります。

PierにもENDのサイン。
あぁ、着いたんだなぁってやっと思えました。やったなぁ自分ってかんじ。
シカゴから2640マイル。４日と半日。太平洋はちょっと曇っていました。

しばらくPierでうろうろしながら感慨にふけって、Gardenaに向かいました。
知り合いの女の子と２年ぶりに会って、ランチをしました。久しぶりのおいしい日本食も楽しみました。

ランチのあとは、昔々の友達に会えるかもしれないと思ってSanta Barbaraに行くことにしました。
モーテルを探すと２軒しか残っていなくて（そうか、きょうは土曜日か）、安い方で＄２５０でした。まじかっ！
まぁとにかく行ってみようと予約して出発しました。
多分ここだというお寿司屋さんで聞いてみると、まさしくこの店でした。店はお客さんで溢れかえっており大繁盛です。彼は店にはいなかったんですが、電話で話せてすぐ来てくれ、車で街を案内してくれたり晩御飯を食べたりしたあと自宅で歓待してもらい再会の素晴らしい時を過ごしました。

475 mile

Sandpiper Lodge, Santa Barbara, California

2014年08月08日

Day 4 Chambers, AZ　～　Needles, CA

ここでルート６６をちょっと離れて、前から行きたかったCanyon de Chellyに行きました。キャニオン　デ　シェイと読みます。
National ParkではなくてNational Monumentです。だからかどうか知らないけど、入場は無料です。

これが見たかったSpider Rock。高さは240mだそうですが、上から見たんじゃあまり高さを感じません。

むこうからインディアンと騎兵隊が馬に乗って現れそう。

またChambersに戻って、次の街Holbrookへ。Tipiのかたちのモーテルで有名なWigWag Motelによって、その先にあるHere it isの看板を見によりました。

Jack Rabit Trading Postの看板です。

そしてついにWinslowです。
学生の頃に聞いたEaglesのTake it easyのなかで歌われて有名になった街です。

Well, I'm a standing on a corner
in Winslow, Arizona
and such a fine sight to see
It's a girl, my Lord, in a flat-bed
Ford slowin' down to take a look at me